一日二時間の空き時間を生み出すテクニック(日常編)

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一日二時間の空き時間を生み出すテクニック(日常編)

chinchilla
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毎日忙しくて、勉強の時間がなかなか取れないよ〜

時は中学生時代に遡る。
筆者はお世辞にもあまり賢い少年ではなく、当時どハマりしていたネトゲに貴重な青春時代を費やしろくすっぽ勉強などしなかった。
そのため高校は家から近い偏差値50くらいの都立高校に入学し、たまたまブックオフで手に取ったドラゴン桜に影響されて勉強に目覚めた。
その頃から、1日をいかに効率的に過ごして勉強時間を確保するかといった視点は常日頃持っていて、食事や風呂、睡眠時間以外は全て勉強時間に充てていた。
今思えば中学生時代にハマっていたネトゲでもこの考え方があって、狩りに費やした時間だけキャラのレベルが上がっていくという廃人理論が高校生時分の筆者でも取り入れられていたんだなと。
ゲーム廃人の学生諸君はプロゲーマーになれるならともかく、自分というキャラの育成に時間を費やす視点で残りの学生時代を過ごしてみるのも楽しいかもね。
ちなみに、当時ハマっていたネトゲは大学時代に学んだPythonでレベル上げの自動化マクロを作ってしまったため、かつての自分の費やした時間が真の意味で無に帰する事となったのでした。規約違反だけど。

さて現代社会では、忙しい毎日を送る中で「もっと自由な時間が欲しい」と感じることが多いでしょう。しかし、時間は誰にでも平等に与えられており、1日24時間をどう使うかが重要です。
1日に自由な時間があと2時間あれば、勉強や運動、副業といった自己研鑽ができていいな〜と思う事かと思います。
そこで今回は効率的な時間の使い方に焦点を当て、一日二時間の空き時間を生み出す方法をご紹介します。

1. 家電の賢い選び方と活用術

スマート家電で家事を自動化

忙しい生活の中で毎日必ず時間を取られるのが家事です。掃除、洗濯、料理と、終わりのない作業が続きます。そこでおすすめしたいのが、最新のスマート家電を活用して家事を自動化することです。ロボット掃除機ドラム式洗濯機は、その代表例です。

例えば、ロボット掃除機を導入すれば、家の中を自動で掃除してくれるので、掃除にかけていた時間を大幅に節約できます。さらに、スマート洗濯機を使えば、洗濯から乾燥までを一気に自動で行えるため、洗濯物を干す手間も省けます。このように、日々の家事に自動化という要素を取り入れることで、家事の負担を大幅に減らし、空いた時間を別のことに有効活用できるようになります。

ロボット掃除機の進化と選び方

ロボット掃除機の市場は急速に成長しており、性能も年々向上しています。センサー技術の進化により、家具を避けたり、階段から落ちないようにしたりする機能が向上し、複雑な家のレイアウトにも対応できるようになっています。
選ぶ際には、部屋の広さ障害物の有無に応じて適切な機種を選ぶことが重要です。また、Wi-Fi対応でスマートフォンから操作できるモデルも多く、外出先からでも掃除を開始できる点が便利です。

ちなみに、筆者はEcovacsのDeebot T9+というロボット掃除機を使っていて、コイツは上記の階段認知やWi-Fi機能、部屋のマッピングといった機能に加えて、水拭きなどの機能も対応しています。
今はより上位の機種も出ているようですが、この機種でそこまで大きな不満もなく日々の掃除を楽にしてくれています。

効率的な調理をサポートするキッチン家電

次に、料理にかかる時間を短縮する方法です。料理は楽しい反面、毎日の食事の準備は時間がかかります。ここで活躍するのが、電気圧力鍋オーブンレンジといった効率的な調理をサポートするキッチン家電です。

電気圧力鍋

電気圧力鍋を使えば、材料を切って放り込むだけで料理が完成します。
例えば、筆者はSP-4D131というSirocaの電気圧力鍋を使っていて、重宝しています。
圧力を使って調理するため、お肉が柔らかくなるのも嬉しいポイントで、ビーフシチューやカレーに大きめの肉を入れておくとホロホロのお店で出てくるやつが簡単に作れます。
ちなみに、カレーやシチューのルーは後入するのが焦がさないポイントだったりします。
特に冬はポトフなんかを作る事が多く、野菜の栄養を逃さずまるごと食べれるのが素敵。

オーブンレンジ

オーブンレンジも、時短に非常に有効なアイテムです。
先ほどの電気圧力鍋は煮込み料理に重宝する反面、焼き物料理ができないという苦手もあります。そこで、オーブンレンジを導入する事で焼き物をカバーするとより盤石な自動調理のフォーメーションが出来上がります。
こちらも事前に材料をセットしておけば、あとは自動で調理が進むため、他の作業に集中できます。
筆者は東芝の石窯ドーム ER-YD7000を使っていて、こいつは焼き物機能に特化したオーブンです。
そのため、例えば唐揚げカットのもも肉と適当な野菜を並べて、マジックソルトでもブッカケて焼けば、おしゃれカフェの小料理並みの仕上がりになります。
他にも前日のカレーを耐熱皿にご飯と敷いて、フレークタイプのチーズとマヨを掛けて焼けば焼きカレーも作れたり、30分どころか5分で1日の調理が完了する日もあるほどです。

スマートホームのすすめ

日々の生活をさらに効率化し、時間を節約する方法として活用したいのがスマートホームです。スマートホームとは、家の中の家電や設備をインターネットでつなぎ、自動化や遠隔操作を可能にする仕組みのことです。

スマートホームのメリット

スマートホーム化のメリットはたくさんありますが、ここでは特に日々の生活に役立つポイントをわかりやすく解説します。

  1. 自動化できる
    スマートホームを導入すると、毎日のアクションを自動化できます。例えば、スマート照明を導入すれば、寝る前や出かけるときに家中の照明を一括で消灯できたり、夜遅くに帰宅すると自動で玄関の照明が点いたりします。
    筆者は部屋の照明を消し忘れてよく妻に怒られていたので、部屋から300メートル以上離れると自動で部屋の電気やエアコンのスイッチをOFFにするように設定しています。
  2. 外出先から家をコントロールできる
    スマートホームのもう一つの利点は、家の外からでも家電をコントロールできることです。例えば、外出先で「エアコン消し忘れたかも…」と思っても、スマートフォンで確認して遠隔操作でオフにできます。また、帰宅前にエアコンをオンにして部屋を快適な温度にしておくことも可能です。
    先ほどの自動化機能を使うとあまり使うことはないのですが、エアコンの操作は春や秋などの暑かったり寒かったりルールを決めにくい時期に、手動でオンにしていたりしますね。
  3. 光熱費が節約できる
    このへんは筆者は実は導入していないのですが、一応紹介だけ。
    スマートホーム化すると、エネルギーの使用をモニタリングできるので、光熱費の節約にもつながります。例えば、スマートサーモスタット(自動温度調整機能付きエアコン)は、家の中の温度を感知し、エアコンを自動でオン・オフしたり、適切な温度に調整してくれるので、無駄なエネルギー消費を防げます。

初心者におすすめのスマートホームデバイス

スマートホームに興味を持ったけど、どこから始めればいいかわからない、という方も多いかもしれません。ここでは、初心者でも手軽に導入できるスマートデバイスをいくつかご紹介します。

  • スマートスピーカー(Alexa、Google Homeなど)
    スマートスピーカーは、スマートホームの総監督的な立ち位置です。音声で「電気を消して」「音楽をかけて」といった指示を出すことができ、スマート家電をまとめて操作できるハブとしても活躍します。
    ちなみに筆者のAlexaは発売初期からのもので、少しおばかさんのため「電気を消して」というと時々ひぐらしの鳴き声で鳴いたりするかなりのポンコツ具合を発揮します。
    最新のモデルはそんな事はないかとは思いますが。
  • スマートプラグ
    スマートプラグは、普通の家電をスマート化できる便利なアイテムです。例えば、電気ポットや扇風機など、スマート機能のない家電でもスマートプラグをつなげば、アプリからオン・オフを操作できるようになります。タイマー機能を使えば、毎日決まった時間に自動で電源が入るように設定できるので、効率的に家電を管理できます。
  • スマートカーテン
    スマートカーテンは、朝になると勝手にカーテンを開けてくれる優れものです。
    筆者は生活リズムを整えることをかなり重要視していて、その一つとして朝日を浴びることを意識しています。そこでこのスマートカーテンで決まった時間に必ず朝日を取り入れることで目覚めと共に陽の光を浴びるようにしています。

スマートホームを始めるコツ

スマートホーム化は、一度にすべてを導入する必要はありません。最初は、使い慣れた家電にスマートスピーカーやスマートプラグを導入するなど、少しずつ始めるのがおすすめです。徐々に照明や温度調整といった家全体の管理を自動化していけば、より多くの時間を節約できるようになります。スマートホームは、忙しい日々の中で「手が足りない」と感じる瞬間をサポートしてくれる、頼もしい味方となるでしょう。

スマートホームを取り入れることで、時間に余裕が生まれ、日々の生活がより豊かで快適になります。これからのライフスタイルを一歩先に進めるために、ぜひスマートホームの導入を検討してみてください。。

2. 家具選びで生活動線を最適化

多機能家具で部屋をスッキリ

家具の選び方一つで、部屋の使い勝手や生活の効率が大きく変わります。多機能家具は、スペースを有効活用しつつ、生活を快適にしてくれる強力なアイテムです。例えば、収納付きベッドを導入することで、部屋のスペースを効率的に使えます。

収納付きベッドは、ベッド下の空間を有効活用して、衣類やリネン類を収納できるため、クローゼットの整理が簡単になります。
この辺りは部屋のサイズや収納数にもよるのですが、筆者は2人暮らしで55平米の2LDKに住んでいるのであまりスペースに余裕はなく、 このへんの収納拡張はかなり効果的でした。
これにより、部屋がスッキリと片付き、探し物に時間を費やすことがなくなります。

生活の中での小さな動線の改善

動線を改善することで、無駄な動きを減らし、時間を節約することができます。例えば、よく使うものは手の届く場所にまとめて収納することで、探し物にかかる時間を削減できます。
筆者はD-roomに住んでいるのですが、D-roomの2LDKを選ぶとキッチンの裏に棚型の収納スペースがあります。そこに更にプラスチックのボックスケースを起き、文房具や薬など細々したものは収納するようにしています。その際注意しているのが、必ずラベリングをすることです。文房具なら「文房具」というラベルを引出しにペタッと貼り、アクセス時間を1秒以下に抑えるようにしています。

このへんのTipsは地味ですが、細かな積み重ねが日々の時間を節約するポイントと考えているため、少しずつ最適化をして住みやすい部屋を目指しましょう。

3. 裏技・テクニックで更に時間短縮

ルーチン化で無駄を省く

毎日の生活において、ルーチン化は時間を効率的に使うための重要な手段です。ルーチン化することで、無意識に作業を進められるため、集中力を他の重要なタスクに割くことができます。

例えば、朝の準備をルーチン化することで、毎朝の慌ただしい時間がスムーズに進むようになります。具体的には、前夜に準備を整えておく毎朝の動作を決まった順番で行うといった工夫が効果的です。また、家事や仕事のタスクも、一定の時間に行うようにルーチン化することで、無駄な考えや迷いを減らし、効率的に進めることができます。
今更言われるまでもないですが、規則正しい生活を送るというのは私たちが人間という生き物である以上、最も効率的で健康的な事なのかもしれないですね。

効果的なルーチン化のためのヒント

ルーチン化を効果的に進めるためには、まず小さなタスクから始めることが重要です。例えば、毎朝の朝ごはんを準備する時間を決めて、その時間に他のタスクも同時進行するなど、シンプルな行動からルーチン化を取り入れてみましょう。徐々に慣れてきたら、もっと大きなタスクや時間のかかる作業をルーチンに組み込んでいくと、より大きな時間の節約につながります。

時間管理アプリで計画的に

現代のデジタルツールを活用して、時間管理を行うことも非常に有効です。時間管理アプリを使って、一日のスケジュールをしっかりと管理することで、予定が明確になり、無駄な時間を削減できます。

時間管理アプリでは、タイムブロッキングという手法が特に効果的です。タイムブロッキングとは、各タスクに対して具体的な時間枠を設定することで、その時間に集中して取り組む方法です。例えば、朝の1時間をメールチェックに、次の1時間を資料作成にといった具合に時間を区切ることで、タスクが効率よく進みます。
このテクニックは仕事では実践している人は多いですが、休日の勉強時間や家事でも意識すると結果的に日々の充実度が上がるような気がしますね。

人気の時間管理アプリとその特徴

時間管理アプリにはさまざまな種類がありますが、特に人気のあるものとしてTrelloGoogle カレンダーTodoistなどが挙げられます。Trelloは、視覚的にタスクを管理できるため、プロジェクト管理に適しています。Google カレンダーは、日々の予定を簡単に管理でき、他の人と共有する機能もあるため、チームでのスケジュール調整が容易です。Todoistは、タスク管理に特化しており、期日や優先度を設定して、タスクを効率的に管理できます。

これらのツールを活用して、自分のスケジュールを細かく管理することで、無駄な時間を省き、より多くの時間を生み出すことができます。

作業の効率を上げるための環境作り

最後に、作業の効率を上げるためには、作業環境を整えることも非常に重要です。散らかった作業スペースは、集中力を削ぎ、無駄な時間を生み出します。清潔で整頓された作業環境を維持することが、効率的に作業を進めるための鍵となります。

まず、デスク周りを整理しましょう。不要なものは片付け、必要なものだけを手元に置くことで、作業に集中しやすくなります。また、快適な椅子適切な照明を用意することで、長時間の作業でも疲れにくい環境を作り出せます。

デジタルデトックスで集中力を向上

また、効率的な作業には、デジタルデバイスの使い方も重要です。現代社会では、スマートフォンやPCが常に手元にあり、通知やSNSが作業の妨げになることが少なくありません。そこで、デジタルデトックスを行うことで、集中力を高めることができます。

デジタルデトックスとは、一定時間スマートフォンやPCを使わない時間を設けることです。例えば、作業中にスマートフォンを別の部屋に置く、通知をオフにするなどの対策を講じることで、無駄な中断を避け、集中して作業に取り組めます。これにより、作業時間が短縮され、結果として自由な時間が増えるでしょう。

まとめ

これまで紹介してきたテクニックを実践することで、一日二時間の空き時間を作ることも夢ではありません。スマート家電や多機能家具を活用し、生活動線を最適化することで、日々の家事や生活にかかる時間を大幅に削減できるでしょう。また、ルーチン化や時間管理アプリの活用、デジタルデトックスを取り入れることで、作業の効率を高めることができます。

これらの小さな工夫や技術を日常生活に取り入れることで、より効率的で充実した日々を送れることと思います。紹介したうちの一つでも取り入れられるものがあれば採用してみてください。時間に余裕ができることで、あなたの生活にゆとりと充実感が増し、より豊かな毎日を送ることができるでしょう。

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